広川町障がい者基幹相談支援センター シエル

【開催報告】令和7年度第2回子ども支援部会 広川町役場見学会を実施しました

子どもたちの声が未来をつくる!―社会とのつながりを体験した日

令和7年度第2回子ども支援部会では、児童たちが広川町役場見学会を開催しました。普段の生活ではなかなか触れることのない行政の世界を体験し、地域での暮らしや社会の仕組みについて知る、子どもたちにとって、ドキドキと学びがいっぱいの一日になりました。

自分たちの生活に関わる課を巡り、仕組みを学ぶ

子どもたちは、自分たちの生活に関わる各課を巡りながら、役場の職員からさまざまな仕組みや業務の説明を聞きました。日常生活に密接に関わる制度やサービスがどのように運営されているのかを実際に見て知ることで、行政が決して遠い存在ではなく、自分たちの暮らしに関わる大切な場所であることを感じることができました。

「町長と話そう!」で、自分の声を届ける体験

特に印象的だったのは、「町長と話そう!」のコーナーです。児童たちは町長に直接質問をし、自分の声を届ける体験をしました。この瞬間、子どもたちは「自分の考えや意見が地域の未来につながっている」と実感し、社会の一員としての手応えを感じていました。

体験を通して育まれる、主体的に考える力

見学会を通して、児童たちは地域との関わりを少しずつ自分のものにしていく感覚を育みました。「自分の声を届けられる」という自信は、これからの学びや日々の生活の中で、主体的に考え、選び、行動する力の種になると思います。

部会として、未来につなげる支援を

部会としては、こうした体験を単発で終わらせず、学校や家庭、地域活動へとつなげ、子どもたちが地域に関わる楽しさや可能性を感じ続けられるよう支えていきたいと考えています。今回の一歩が、広川町の未来をともに描く力につながることを願い、引き続き支援を重ねていきます。

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