地域の中にある支援を整理し、見える化していくことが、これからの広川町の支援体制づくりにつながっていきます。
2026年5月29日(木)10:00〜12:00、はなやぎの里3階にて、令和8年度 第1回 広川町障がい者等自立支援協議会ネットワーク会議を開催しました。
各部会からの活動報告
ライフサポート部会(中島部会長)
14機関で構成されるライフサポート部会では、令和7年度を通じてQ-SACCSの作成に取り組んだことが報告されました。ライフステージに応じた切れ目のない支援体制づくりと、広川町全体の支援の整理・評価を目的としており、令和8年度も他部会の協力を得ながら作成を継続していきます。
子ども支援部会(井口部会長)
教育機関・医療機関との連携、研修、事例検討、支援者同士の顔の見える関係づくりについて報告がありました。
就労支援ネットワーク部会(堀部会長)
就労に関する支援の現状、関係機関との連携状況、支援のつなぎに関する課題等について報告がありました。
シエルの相談支援実績報告(令和7年度)
広川町障がい者基幹相談支援センターシエルより、令和7年度の実績を報告しました。
相談者数は211人(前年度比30.2%増)、相談件数は1,301件と、いずれも大きく増加しました。相談方法は電話相談が614件(47%)、アウトリーチ(訪問・同行)が351件(27%)で、関係機関との連携件数は2,092件に上っています。相談支援事業所・行政・医療・地域包括支援センター・社会福祉協議会など、幅広い機関とのつながりが着実に広がっています。
令和8年度の重点目標として、以下の4点を確認しました。
・早期アプローチ:困りごとが深刻化する前につながる
・アウトリーチの可視化:訪問支援の実績を記録・共有する
・医療・教育との連携強化:橋渡し役としての機能を高める
・持続可能な支援体制づくり:担い手が無理なく続けられる仕組みを整える
Q-SACCSの説明とグループワーク
発達障がい者支援センターあおぞらの田島氏より、Q-SACCSについて説明いただきました。
Q-SACCSは、障がいのある方が地域で生活するために「何が使いやすいか」「何が不足しているか」を整理・可視化するためのツールです。横軸にレベルⅠ(町民全員が使える事業)・レベルⅡ(主に障がい福祉サービスを利用する方向けのもの)、縦軸にライフステージの移行期(入園・進学・就労・高齢期など)を設定し、各段階の支援を整理していきます。
説明後のグループワークでは、広川町にある事業や今後必要な支援について付箋に書き出しました。青付箋(よく使われている支援)・黄付箋(使われにくい・確認が必要な支援)に色分けし、グループごとに共有。地域の支援の現状と課題を改めて見つめ直す、充実した時間となりました。

グループワークでまとめた内容は、11月予定の次回ネットワーク会議までに各部会で整理したうえで、12月の自立支援協議会へ提出していく予定です。
今回の会議を通じて、広川町の支援の現状を改めて確認するとともに、年代や分野によって支援が不足している部分や、今後整理すべき課題も見えてきました。
現場の声を大切にしながら、地域の中で安心して暮らし続けられる支援体制づくりに取り組んでまいります。ご多用の中ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
ご多用の中ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
広川町障がい者基幹相談支援センターシエル 令和7年度 相談支援実績報告